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書籍版「機上の恋は無情!」あとがきより(抜粋)



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 さて、本作についてですが、この機上恋をを執筆したのは今から五年前(そろそろ6年前?)になります。ブログ小説という形で発表させていただきました。更新を始めた当初は、日に数人のアクセスしかありませんでした。しかし、機上恋のラストには、一万を越えるページビュー(閲覧数)となっていました。
 その理由は…謎です。
 ブログ小説は、WEB小説の中でもどちらかと言えば毛嫌いされる傾向にあります。ましてや、ランキングに所属しランキングバナークリックをお願いするブログって読む前に皆さんページを閉じます。現実、オンラインノベル系のアンケートでこの二つは常に足が遠のくサイトの上位です。
 だから謎なのです。
 その謎を深めているのが、当時の文章の稚拙さです。今回出版にあたり、何度も原稿と向き合うことになりました。ここまで酷かったっけ???と目眩が。
 商業作家さんも顔を並べるランキングで、よくまあ、皆さん、毎日毎日応援して下さっていたなと、改めて感動と感謝です。私だけでなく、黒瀬も潤も時枝も、感謝していると思います。時枝に至っては、ファンクラブまで作って頂き…。
 きっとファンの皆さまは、私に国語の教科書的な正しい文章やら日本語を求めていないんだと思います。●●大賞等に投稿すると求められますが…ファンの皆さまからは違うものを求められている…と勝手に思い込んでいます。
 その「求め」と機上恋の何かが一致した結果、化学反応が起ったのかもしれません。
 今回初めて私の文章に触れた皆さまの中には、顔を顰めた方も多いと思います。それでもストーリーそのものに興味・関心を持って下さるようなら、是非、この続きもお手に取って頂ければと思います。 

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